菌活はじめの一歩「シンプル菌活」

5月24日は「菌活の日」

5月24日は「菌活の日」。2013年、食用きのこで有名なホクト株式会社がTVCMを通して初めて「菌活」という言葉を全国に発信した日だそうです。

「菌活の日」は、一年を通して菌活をすることにより、皆さまに健康で豊かな毎日を過ごし、また、笑顔で生活していただくきっかけとなる日としていただきたいとの願いから、制定いたしました。

「菌活の日」ホクト株式会社

菌そのものを食べる食材である「きのこ」を食べる食習慣の提案から始まった菌活ですが、現在ではその対象が「発酵食品」まで広がり、納豆やヨーグルトを積極的に食事にとりいれる活動として知られています。微生物の働きによって生まれる発酵食品もまた、「菌の恩恵を受けられる」食材として、わたしたちの食生活に欠かせない存在です。

いそがしいヒトでも「いますぐ始めて、長く続けられる」菌活

「菌活」といっても、その活動は多岐にわたります。発酵食材を使った料理をつくったり、味噌や塩麹を手作りするヒトもいます。また、発酵食品には地域性があり、「そこでしか手に入らない特産品」も多いため、マニアックにそうした知見を広めることを趣味として楽しむこともできます。このようにライフスタイルとして楽しむことができるのも、発酵食品の魅力の一つであり、様々なメディアでそうした情報を見聞きすることができます。
ところで、私がここで考えたいのはこの「楽しむ」よりも前の段階、「いますぐ始めて、続ける」ことに主眼を置きます。「いそがしくて時間がないヒト」や「自炊が億劫なズボラなヒト」でも、とにかく簡単で迷わず続けられる発酵食生活、名づけて「シンプル菌活」を提案していきます。

「買って食べるだけ」のシンプル菌活

菌活に限らずあらゆる活動にいえることですが、続けるために大切な要素として以下の三点について考えます。

  1. てまひまがかからない
  2. コスパが良い
  3. 迷わない

以上三点を今回のテーマである「シンプル菌活」に照らしてみます。

  1. 調理しないで食べられる
  2. 近所で手に入る(または通販でまとめ買いできる)市販のお手頃発酵食品
  3. 同じ献立を毎日続ける

こうした食生活であれば、これまでことごとく三日坊主だった私も続けられそうですが、始める前にしっかり考えなければならないことがあります。それは「献立の栄養バランス」です。そもそも健康なカラダを目指した菌活ですから、好きな発酵食品ばかり食べ続け、結果、栄養が偏ってしまっては本末転倒というものです。
「手頃な発酵食品を、手軽に毎日、バランスよく食べ続ける」。これがシンプル菌活の目指す食習慣であり、実現のための献立、「シンプル菌活メニュー」を考えていきます。

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